犬の体重管理

犬の体重管理 あなたは大丈夫ですか?

犬の体重管理の重要性
犬の体重を管理するのは、パートナーである飼主の責任であり義務です。
犬の健康を保つための大切なポイントが体重管理です。

 

犬の肥満は様々な病気や疾患の原因となり、逆にやせすぎは、犬の身体に異変があるというサインでもあります。健康で幸せな日々を送るために、今日からさっそく体重管理をしてあげましょう。

 

犬の肥満は、気付かないうちに始まっています。関節炎や心臓病、呼吸器系の疾患の原因になり
深刻な病気への大きなリスクとなります。

 

知っていますか?あなたの愛犬の適正体重

犬の肥満は、飼い主が気付いていない場合がおおく見らえれます。
動物病院を訪れる犬のうち、60%以上が肥満、もしくは太り気味だと言われています。まずはあなたの犬にふさわしい体重を知ることで、健康状態を知りましょう。

 

そもそも、肥満とはどのような状態をいうのでしょう。
肥満とは、体脂肪が基準よりついた状態のことをいいます。適正体重の15%を超えると治療の必要があるとされています。まず、犬の適正体重を把握することが体重管理の第一歩です。

 

定期的に愛犬の体重を量りましょう

病院やトリミング店などで体重を量ってもらうことは、もちろん可能ですが、自宅でも一般の体重計で量ることができます。
犬を体重計に乗せてもすぐに動いてしましい量ることができない場合は、飼い主が抱きかかえご自分の体重を差し引いけば量ることができます。

 

犬用の体重計も市販されていますので、これを利用すればさらに量りやすいかもしれません。

 

愛犬の肥満度をチェックしましょう

犬の肥満度をチェックする方法としては、適正体重との比較以外に、BCSという確認方法があります。
これは、ボディー・コンディション・スコアの略で、犬の体を実際に触って、体型や肉付きから判断し、肥満度を5段階で評価します。
定期的に体重をはかり、BCSで確認することで体重管理はより完璧になります。

 

犬のボディー・コンディション・スコアのポイントは肋骨と腰です。真上と横から見てみて、さらになでてみて、あなたの犬が5段階でどこに当てはまるかチェックしてみましょう。

 

肥満犬用ドッグフードの活用

現在、各ドッグフードメーカーが、肥満対策用のダイエットフードを発売しています。
しかし、注意していただきたいのが、ドッグフードによっては、カロリーを抑えるあまりに3大栄養素のバランスがぐずれてしまっているものもみられます。体重は減っても筋肉のもととなる動物性たんぱく質が不足し筋力も低下してしまうなど、弊害をもたらすドッグフードも無いことはありません。
犬のダイエットは、病気やけがの予防が目的ですので、良質のダイエットフードを正しく与える必要があります。